カラーボックスや食器棚など、家庭で使用するほとんどの家具は組立家具となっているため、自身で組立作業を行う必要があります。
しかし、説明書の手順通りに組立を行ってもうまくいかず、組立が難しいと感じている方も多いでしょう。
本記事では、組立家具を簡単に組み立てるコツを解説するとともに、手間なく組立を行う裏技もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
組立家具の組立時に懸念されること
組立家具は、梱包をコンパクトにし、配送しやすくなるメリットがありますが、組立時には様々な懸念点が存在します。
主な懸念点は次の通りです。
・組立に時間と労力が必要
・作業音で近所に迷惑をかけてしまう
・本体や付属品を破損する恐れがある
・既にパーツの破損や不足している場合がある
以下でそれぞれについて詳しく解説していくので、懸念点についてしっかり理解した上で、組立家具を購入しましょう。
組立に時間と労力がかかる
家具の種類にもよりますが、組立家具の組立には時間と労力がかかります。
普段からDIYなどを行っている方であれば、簡単に組み立てられるかもしれませんが、それ以外の方が組立を難しいと感じるのは当然のことでしょう。
説明書に組立の手順が記載されてますが、メーカーによってはわかりづらいケースもあります。
例えば、IKEA家具の説明書には日本語表記がありません。
説明書には、図解のみが記載されているため、わかりづらいと感じているユーザーは多いでしょう。
また、組立作業を行う際は、十分な作業スペースも必要です。
組立家具を安全に使うためにも、組み立てる際は時間とスペースに余裕を持たせておきましょう。
作業音で近所に迷惑をかける
作業効率を上げるため、組立作業中に電動ドライバーを使用することもあるでしょう。
しかし、電動ドライバーは大きな作業音を発生させるため、近所に迷惑をかけてしまうこともあります。
アパートやマンションに住んでいる方であれば、余計に気にしてしまうはずです。
組立家具の組立を行う際は、作業音で比較的迷惑をかけづらい日中の時間帯に行いましょう。
本体や付属品を破損してしまう
組立家具の組立を間違った手順で行ったり、ネジ穴に適していないドライバーを使用することで、家具本体や付属品を破損してしまうことがあります。
組立作業中に本体や付属品を破損した場合は、自責となるため、商品の取り替えができない点に注意が必要です。
開梱時にすでにパーツの破損や不足がある場合がある
組立家具の開梱時に、すでにパーツの破損や不足がある場合があります。
これでは、楽しみにしていた家具をすぐに組み立てることができないため、不満を感じる方も多いでしょう。
開梱時にパーツの破損や不足があった場合はメーカーに問い合わせることで、付属品を送付してもらったり、商品を取り替えてくれます。
面倒くさがって「これくらいのキズはいいか・・・」と妥協した部分が家具の形を保つうえで大事な部分だったりするので、お急ぎでない場合はできる限り交換したほうが安心して長く家具を使うことが可能です。
時間が経ってからの問い合わせに対応していないケースもあるので、パーツの破損や不足が発覚した時点で、速やかに連絡しましょう。
組立家具を効率良く組み立てるコツ
多くの方が難しいと考えている組立家具の組立ですが、コツを抑えることで、効率良く組み立てることができます。
組立家具を効率良く組み立てるコツは次の通りです。
・事前に道具を揃えておく
・作業スペースを用意しておく
・作業人員を確保しておく
以下でそれぞれのコツについて詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
事前に道具を揃えておく
組立家具の組立を行う際は、事前に必要な道具を揃えておきましょう。
組立家具の組立に必要な道具は次の通りです。
・電動ドライバー
・軍手
・毛布
・脚立
・トレイ(付属品を入れる用)
・ゴム(樹脂)製のハンマー
電動ドライバーを使うことで、ネジ回しの時間が早くなるだけでなく、楽に組み立てることが可能です。
軍手は、安全に組立作業を行うために必ず用意しておきましょう。
毛布は、家具の下に敷いて、フローリングの床が傷つくのを防ぎます。毛布が用意できなければ、段ボールで代用することも可能です。
脚立は、照明など、高所に取り付ける家具の場合に用意しておきましょう。
ネジなどの細かい付属品は、紛失しやすいので、トレイに入れて管理することをおすすめします。
ゴム(樹脂)製のハンマーは、木タボが入りづらい場合が多いので、用意しておくと安心です。
作業スペースを確保しておく
組立家具の組立を行う際は、十分な作業スペースを用意しておきましょう。
家具の大きさに対して、2倍以上のスペースを用意しておくと安心です。
狭いスペースで無理やり作業を行うと、怪我や床壁の家屋破損にもつながります。
作業人員を確保する
組立家具の組立は、大人2名以上で行うのが基本です。
1人で行うと、家具を破損してしまったり、最悪の場合は自分が怪我をすることになります。
作業人員を用意できない場合は、組立代行サービスに依頼し、業者を頼るのも1つの手です。
組立代行サービスには懸念点も存在する
組立代行サービスを利用することで、プロの業者に組立を任せられるので、時間や手間がかからないメリットがあります。
しかし、冒頭で説明した組立家具の懸念点の中で、組立代行サービスを利用しても解決できない問題があるので注意が必要です。
以下で、組立代行サービスの懸念点を解説するので、サービスの特徴を理解した上で、利用の検討をしましょう。
組立作業のスペースを用意する必要がある
組立代行サービスは、自宅に業者を派遣して、組立作業は自宅で行います。
そのため、業者が組立作業を行うためのスペースは用意する必要があるので、部屋が狭いなど、スペースに余裕がない方の利用はおすすめしません。
作業音の問題が解決しない
組立代行サービスで派遣された業者が、自宅で作業を行う以上、作業音が発生することは防げません。
アパートやマンションに住んでいる方で、近所に迷惑をかけたくないと考えている方には不向きといえるでしょう。
パーツ不足により組立ができなかった場合でも料金が発生する
組立代行サービスは、業者が訪問した時点で組立未完成でも料金が発生します。
そのため、パーツ不足や開梱時にすでにある破損により、組立が完了しない可能性もあるので注意が必要です。
事前にパーツを確認しておくことで防ぐことが可能ですが、手間を極力省きたいと考えているのであれば、後述する完成品組立代行サービスの利用をおすすめします。
完成品組立代行サービスなら上記の懸念点を解消できる
完成品組立代行サービスは、組立家具を専門業者の倉庫に納品することで、組立を行った状態で自宅まで家具を届けてくれるサービスです。
家具の組立はもちろん、設置までデフォルトで行ってくれるため、完成品組立代行サービスなら、組立代行サービスが抱える懸念点を解消することができます。
以下で完成品組立代行サービスの特徴を詳しく解説していくので、組立家具の組立が難しいと考えている方はぜひ利用を検討してみてください。
組立スペースが必要ない
完成品組立代行サービスは、自社倉庫で組立を行い、完成品の状態で家具をお届けするので、組立スペースを用意する必要がありません。
搬入導線だけ確保しておけば、設置まで行ってくれるので、労力を必要としないのが大きなメリットです。
作業滞在時間は最短5分ほどなので、楽しみにしていた家具をすぐに利用することができます。
作業音が発生しない
完成品組立代行サービスは、完成品の状態で家具をお届けするので、家具を組み立てる際の作業音もほとんど発生しません。
行う作業は扉の調整など、細かな調整作業のみなので、アパートやマンションに住んでいる方でも安心して利用できます。
確実に完成品が届く
完成品組立代行サービスは、倉庫での組立の際に、事前に検品を行っています。
開梱時にパーツ破損・不良・不足があった際には事前に交換し、組立を行った上で自宅までお届けするので、確実に完成品が届くのがメリットです。
組立家具はボンド付けする商品が多いですが、前日に完成させたものをお届けするので、ボンドの乾き待ちなどもなく、届いてすぐに使えるのもメリットといえます。
組立家具は組立のコツを抑えて安全かつ効率的に組み立てよう
難しいと感じる組立家具の組立でも、コツを抑えて組立を行うことで、時間も手間も最小限にすることが可能です。
組立作業を行う際は、人・場所・時間に余裕を持たせて、怪我には十分気をつけましょう。
極限まで手間を省きたいという方は、完成品組立代行サービスの利用がおすすめです。
既に自宅に家具が届いている場合でも、完成品組立代行サービスの利用を希望すれば、自宅まで家具を引き取りにきてくれるので、ほとんど手間をかけずに利用することができます。
完成品組立代行サービス自体、一部メーカーで購入時に依頼することができますが、【T-FAS】では300以上のメーカー取り扱いを行っておりますので、メーカーで依頼できない代行サービスを安心してご利用いただくことができます。
ご相談はメール・LINEにて無料で受付しておりますので、気になる方はまずは相談窓口にてサービス詳細についてお問い合わせください。